さあ、どっち?
身近な類似品を比べてみました

キャンディーズ VS ピンク・レディー 2024/01/18
 1976年8月、ピンク・レディーが「ペッパー警部」で世に登場。当時、オイラは13歳の中一。土曜日 の放課後に走って町田の大丸屋上に向かいました。ラジオ番組の公開録音にピンク・レディーが 来たんです。毎週土曜日に収録が行われていましたが、その日が一番観衆が多かったです。そ のラジオ番組は確か「ラジオ関東」の「ハロー・ヤングラブ」だったかな? 二眼レフのカメラで撮っ たのですが、もう何にも残ってないな。
 その頃、キャンディーズは「春一番」のヒット曲で絶頂期でした。が、ピンク・レディーの登場で人 気が脅かされました。キャンディーズは国営放送の歌番組である毎週火曜日夜8時生放送の「歌 謡グランドショー」「歌のゴールデンステージ」のアシスタントとしてデビュー、毎週出演していまし た。デビューはピンク・レディーよりも3年早い1973年「あなたに夢中」。結局、オイラにとっちゃ、こ のデビュー曲がキャンディーズの曲の中じゃ一番好きかな? キャンディーズらしいですから。
 クラス・メートの間でも、キャンディーズとピンク・レディーの人気は二分します。思春期の中学生 にとっちゃ、ピンク・レディーは刺激が強かったな。それに対抗したのかな? キャンディーズは何 を考えたのか、翌1977年3月に網タイツ姿で「やさしい悪魔」で色気をぶつけてきました。
 当時の週刊・少年ジャンプ「東大一直線」の連載漫画では、作者の小林よしのり氏の熱狂的なピ ンク・レディーの思いが描かれています。しかも、圧倒的なミーのお気に入りで、ケイの事は虐げる ような描写に。オイラは、ピンクよりはキャンディーズ派。中でも、やっぱりスーちゃん。当時のお姉 さん方は、みんなスーちゃんの髪型を真似ていました。ミキさんは、圧倒的な歌唱力でキャンディ ーズの晩年ですが、「わな」で初センターに。「♪あいつはしくじったー♪」ってサビ、耳から離れま せん。
 ジョギングしながら昭和歌謡を聴いていますが、両者のラスト曲であるキャンディーズ「微笑がえ し」も、ピンクの「OH!」も泣けてしまいます。
 本日、再放送を録画していた「水曜ミステリー9・松本清張特別企画「不在宴会-死亡記事の女」 (2008年2月20日、テレビ東京)」を観て、田中好子さんが出演していて、それで、こんなコラムを思 い立ちました。1989年の映画「黒い雨」では、あのスーちゃんがヌードに。衝撃受けました。そし て、壮絶な闘病生活を送って2011年に亡くなられました。 


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